ゲストインタビュー Vol.1

ダレン・ディーン氏(『キニアルワンダ』プロデューサー)
Q. 当映画祭についてどのように感じましたか。特に、デジタルシネマに特化しているということで、他の映画祭と比べてどのようにお考えになりましたか?

 

A. 素晴らしい映画祭でした。新しい文化に着目しているところが、とてもよかったです。上映につきましては、とにかく素晴らしかった。これまでに上映されてきたどの映画祭よりも、映像・音ともに勝っていたと思います。本当に素晴らしい体験でした。このクオリティを体験してしまったので、再び映画を観に戻りたいと思ってしまうほどです。それぐらい、音と映像が美しかったのです。映画祭とそのスタッフ、すべての人々と会え、今回一緒にコラボレーションできたことに感謝いたします。

 

Q. このプロジェクトに加わることに決めた要因は何だったのでしょうか?

 

A.私たちがこの映画に興味を持ったのは、エグゼクティブ・プロデューサーのアイデアのためです。私たちは、出来事や研究など、虐殺で起こったことを聞いて、知ってはいました。が、アメリカではほんのわずかしか報道されておらず、報道できるだけ、いやむしろ報道されるべきほどには、伝えられてはいませんでした。ですから、私たちはさらにリサーチを進め、さらに多くの物語を聞いてゆきました。そうすることで、私たちはこの映画の一部になりたいと思いましたし、さらに多くの観客にこの物語を伝え、この作品の真の作者であるエグゼクティブ・プロデューサーのイシュマエルの力を届けたかったのです。私たちは彼を手助けしましたが、彼が私たちを海外に、特にルワンダに連れて行ってくれました。だからこそ、この作品は決して忘れられないものとなりました。

 

Q. 今後の予定について聞かせてください。またアルリック・ブラウン監督の作品をプロデュースされる予定はあるのでしょうか?

A.またアルリック・ブラウン監督とは一緒に仕事がしたいと思っています。彼は、いくつかの企画に携わっていると聞いています。そのひとつは、2012年の初頭に放送されるアメリカの放送局ABCチャンネルの番組です。新しい映画企画にも2,3関わっています。私自身も、いくつか新しい映画の企画を動かしています。監督は、また一緒に仕事がしたい人です。

 

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